ゴルフは趣味や仕事のつき合いとして人気のあるスポーツですが、「いざ始めよう」と思っても、何から手をつければよいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ゴルフ未経験の方は、まずゴルフの体験やルール・マナーの理解から始めてみることをおすすめします。
本記事では、「ゴルフを始めたいけれど、何から始めればよいかわからない」という初心者の方に向けて、最初に踏むべきステップをわかりやすく解説します。
基本的なルール・マナーや練習方法、そろえるべき道具についてもまとめているので、これからゴルフを始めたい方はぜひ参考にしてみてください。
初心者がゴルフを始める際にやっておきたい3つのこと
友人や同僚、あるいは取引先の方にゴルフへ誘われたものの、「何から始めればいいのかわからない」という方も多いのではないでしょうか。
ゴルフは、初心者でも練習を重ねることで確実に上達します。
しかし、「うまくならない」「ルールやマナーが難しい」「楽しさを感じられない」といった理由で、始めたものの途中でやめてしまうケースも少なくありません。
そこで「ゴルフをやりたい」という方がまずすることとしては、以下の3つがおすすめです。
- まずはゴルフの体験をしてみる
- スイングができるようにする
- 基本のルールやマナーを理解する
それでは、初心者がやっておきたいことについて見ていきましょう。
まずはゴルフの体験をしてみる
「ゴルフに挑戦してみたい」と思ったら、実際にクラブを握ってボールを打つ体験から始めましょう。
体験を通してみると、自分にゴルフが合っているかどうかを見極められます。
初心者向けの体験場所には、以下のような選択肢があります。
種類 | 特徴 |
インドアゴルフスクール | 天候に左右されず快適な環境で練習可能シミュレーターを使ったデータ分析もできる |
屋外レッスン | 実際のゴルフ場や打ちっぱなしで開放的に練習風や距離感も体感できる |
ラウンドレッスン | 実際のコースでプレーしながら学べる実践的な内容でレッスンを受けられる |
このように、ゴルフが体験できる場所はそれぞれ異なる特徴やメリットがあります。
とくにインドアゴルフスクールは、天候に左右されず、好きなタイミングで利用できるのが大きなポイントです。
シミュレーターを使用して、データに基づいた練習ができるスクールもあるでしょう。
インドアゴルフスクールの『SMART GOLF』では、最新シミュレーターを使った無料体験やプロによるマンツーマンレッスン(有料)が受けられます。
「無駄なく上達したい」「まずは気軽にゴルフに触れてみたい」という方にぴったりの環境です。
ゴルフスクールの選び方について詳しく知りたい方は、下記記事もぜひ参考にしてみてください。
関連記事:~準備中~「ゴルフスクールの選び方|初心者が失敗しない8つのポイントを解説」
スイングができるようにする
初心者がつまずきやすいのが「クラブのヘッドをしっかりボールに当てること」です。
スイングを安定させるには、グリップの握り方、アドレス(構え方)、基本的なスイング動作を理解する必要があります。
もちろん独学でも学べますが、最初のうちに変なクセがついてしまうと、あとで修正するのが大変です。
できるだけ早く正しいスイングを身につけたいなら、プロの指導を受けることをおすすめします。
初心者のうちに基礎を固めることで、その後の上達スピードが変わるため、レッスンの活用を検討してみましょう。
基本のルールやマナーを理解する
ゴルフは「紳士のスポーツ」と呼ばれるほど、ルールやマナーが重視されるスポーツです。
最低限の知識がないと、プレー中に他の人に迷惑をかけてしまう可能性もあります。
たとえば、以下のような基本は事前に押さえておくとよいでしょう。
▼ゴルフの基本のルールやマナースコアの数え方(1打ごとカウントする)OBのルール池にボールが入った場合のペナルティ対応他人が打つときは静かに見守る など |
初心者向けのルールブックや動画教材を使えば、基礎知識を無理なく学べます。
プレーを楽しむためにも、事前にマナーとルールは確認しておきましょう。
ゴルフのスキルを上げる練習方法
ゴルフの上達には、正しい知識と継続的な練習が欠かせません。
とくに初心者の方は、いきなり自己流で始めるのではなく、まずは基本をしっかり学ぶことが大切です。
ここでは、初心者にもおすすめの効率的な練習方法をご紹介します。
ゴルフレッスンで学ぶ
最初に取り組むべきは、プロの指導を受けて正しいスイングやフォームを身につけることです。
自己流で練習を始めると、間違ったフォームがクセになり、上達が遅れてしまう可能性があります。
たとえば、インドアゴルフスクール『SMART GOLF』では、シミュレーターによるリアルな練習環境と、プロによるマンツーマンレッスンの両方が体験できます。
▼インドアゴルフスクール『SMART GOLF』の特徴シミュレーター体験が無料でできる個別相談や悩みにも対応したプロのレッスンを受けられる(有料) |
短期間で確実にスキルアップしたい方には、こうした設備や環境が整ったスクールでの練習がおすすめです。
興味がある方は、下記のWebまたはLINEからお気軽にお問い合わせください。
自主練習をする
レッスンで学んだことを定着させるには、自主練習の継続が重要です。
最短で上達を目指すのであれば、まずはプロから習い、基本を身につけたうえで自主練習を行うのがよいでしょう。
SMART GOLFであれば、以下のような効率的な練習環境が整っています。
▼SMART GOLFでの練習の例映像で自分のフォームを確認できる距離ごとの打ち分け練習ができる分析データをもとに、改善ポイントを教えてもらえる |
まずは1〜2回プロのレッスンを受け、自分に合った練習法を見つけたうえで、自宅でも再現できる内容を取り入れていきましょう。
ゴルフの素振りをはじめとした練習については、下記の記事で詳しく解説しているのであわせて読んでみてください。
関連記事:ゴルフの上達には素振りが大切?毎日練習する効果や方法などを解説
ゴルフに必要な道具をそろえる
ゴルフを始める際、初心者が最初からすべての道具を買いそろえる必要はありません。
まずはレンタルを活用して、必要に応じて買い足していくのがおすすめです。
多くのゴルフスクールでは、クラブやボールをレンタルでき、気軽にゴルフ体験が可能です。
また、レンタル用品を試してから、自分に合う道具を見極めて購入する方法もよいでしょう。
ゴルフ用品は種類が多く、すべてを一度にそろえようとすると時間も費用もかかります。
必要なものから段階的にそろえていきましょう。
初心者向けゴルフクラブの種類と選び方
ゴルフクラブは種類が豊富ですが、初心者は最低限の本数で始めても問題ありません。
まずは以下のような基本的なクラブをそろえることから始めてみましょう。
▼初心者のクラブセッティング例ドライバーアイアン(5番・7番・9番)ピッチングウェッジ(PW)サンドウェッジ(SW)パター※フェアウェイウッドやユーティリティも必要に応じて追加 |
なお、ゴルフのルールではクラブの本数は14本までと定められています。
クラブの本数が多いと使い分けが難しくなるため、初心者は5〜10本がセットになった初心者向けのクラブセットからスタートするのがおすすめです。
快適にプレーするためのウェア・シューズの選び方
ゴルフ場ではドレスコードがあるため、ウェア選びも大切です。
基本的な服装マナーを押さえつつ、動きやすさと快適さも重視しましょう。
▼ゴルフに必要なウェア・シューズ
種類 | 詳細 |
トップス | 襟付きのポロシャツが基本 |
ボトムス | 男性はチノパンやゴルフパンツ女性はスカートやパンツスタイル など※ゴルフ用でなくても、ドレスコードを守れば問題ありません |
帽子・キャップ | 紫外線対策やマナーとしても重要 |
シューズ | スパイクレスのゴルフシューズは歩きやすく、初心者にも最適 |
ゴルフ場を利用する際は、必ずドレスコードを確認したうえでウェア選びをするようにしましょう。
以下の記事ではゴルフの服装で押さえたい基本マナーについて詳しく解説していますので、あわせて読んでみてください。
関連記事:【初心者必見】ゴルフの服装で押さえるべき基本とマナーとは?着こなしのポイントも解説
ラウンドに必要な小物や便利アイテム
実際にコースを回る際には、以下のようなアイテムを準備しておくと安心です。
▼ラウンドの際の必須アイテム
アイテム | 内容 |
ゴルフボール | 初心者はなくしやすいため多めに準備 |
ティー | ボールを打つ際に使う支え |
ゴルフグローブ | 滑り防止とグリップ力向上 |
ゴルフマーカー | グリーン上で自分のボールの位置を示すために使用 |
▼ラウンドの際にあると便利なアイテム
アイテム | 内容 |
スコアカウンター | 自分の打数を記録できる |
レインウェア | 急な天候変化に対応 |
サングラス | まぶしさ防止と目の保護 |
タオル | 汗や雨、ゴルフクラブの手入れに便利 |
すべてを最初からそろえる必要はありませんが、ラウンドデビュー前にはこれらのアイテムを用意しておくと、安心してプレーに臨めます。
ゴルフの基本ルールとマナーを理解しよう
ゴルフはスキルだけでなく、「ルール」や「マナー」を重んじるスポーツです。
正しい知識とマナーを身につけてこそ、ゴルフの楽しさが十分に味わえます。
ここでは、初心者が押さえておきたい基本的なルールとマナーについてご紹介します。
初心者が知るべき基本ルール
ゴルフは、18ホールをできるだけ少ない打数で回ることを目指すスポーツです。
各ホールのスコアを記録し、合計打数が少ない人が成績がよいことになります。
▼スコアの数え方
用語 | 意味 |
ホールインワン | 1打でカップイン |
アルバトロス | パーより3打少ない |
イーグル | パーより2打少ない |
バーディ | パーより1打少ない |
パー | 各ホールの基準打数 |
ボギー | パーより1打多い |
ダブルボギー | パーより2打多い |
トリプルボギー | パーより3打多い |
スコアはパーを基準にして、少ないほどよいとされます。
あわせて、プレー中に発生するペナルティについても、基本的なものは覚えておきましょう。
▼ペナルティに関する基本知識
用語 | 意味 |
OB(アウトオブバウンズ) | ・白杭の外にボールが出た場合、1打罰+元の場所から再打・前打地点へ戻るのに時間がかる場合は、2打罰にして白杭を超えた周辺で打ち直す(ローカルルール)・ティーショットでOBの場合は、1打罰で打ち直し。または、ローカルルールに従って4打目として特設ティーから打ち直す |
ペナルティエリア(池・クリーク・崖など) | (例)池に入った場合、1打罰を加え、指定エリアからプレー再開 |
はじめは聞き慣れない用語が多いですが、実際にプレーしながら少しずつ覚えていけば問題ありません。
コースで守るべきマナー
ゴルフでは、他のプレイヤーやコースに対する「配慮」が重要視されます。
以下のような行動を心がけることで、周囲との調和を保ちながらプレーを楽しめます。
プレー中は常に「プレーファースト」を意識し、スムーズな進行を心がけましょう。
たとえば、打つ準備が回ってきたら速やかにショットを行うこと、前の組との距離を開けすぎないようにすることなどが基本マナーとして求められます。
また、ボールを探す際は、原則として3分以内に見つけられなければ、ペナルティを受けて再プレーする必要があります。
さらに、「コースを丁寧に扱うこと」もマナーのひとつです。
芝を削ってしまった場合は、元に戻すようにし、バンカーを使用した後は足跡やクラブの跡をならして整えておきましょう。
グリーン上では、ボールが落ちた際にできた跡を専用の器具(グリーンフォーク)で修復することも忘れてはいけません。
これらの行動はすべて、次にプレーする人が気持ちよくコースを利用できるようにするための大切な配慮です。
技術だけでなく、こうしたマナーを守る姿勢こそが、ゴルフの本質といえるでしょう。
ゴルフウェアの選び方や服装のマナー
各ゴルフ場では「ドレスコード」があり、プレー中の服装にもマナーが求められます。
施設によってルールが異なるため、訪問前に確認しておくことが大切です。
▼基本的な服装マナートップス:襟付きのポロシャツボトムス:男性はチノパンやゴルフパンツ、女性はスカートやパンツスタイルシューズ:ゴルフ用シューズ(スパイクレス推奨) |
▼避けるべき服装Tシャツ・ジーンズ・ジャージ類サンダル・スニーカーなどゴルフ用でない履物派手すぎるデザインのウェア |
適切な服装を心がけることで、マナーを守るだけでなく周囲にも好印象を与えられます。
初心者ゴルファーのよくある質問
ここでは、初心者がゴルフを始めるうえでよくある質問についてまとめました。
- ゴルフを始めるうえでかかる費用は?
- ゴルフ初心者が目標にすべきスコアの目安は?
- ゴルフを続けるうえでモチベーション維持はどうすべき?
ひとつずつ回答します。
ゴルフを始めるうえでかかる費用は?
ゴルフは「お金がかかるスポーツ」というイメージを持たれがちですが、工夫次第で比較的リーズナブルに始めることも可能です。
たとえば、ゴルフクラブを新品で一式そろえる場合、5万〜10万円程度かかります。
しかし中古のクラブセットを利用したり、ゴルフスクールや練習場でクラブをレンタルしたりすれば、初期費用が大幅に抑えられます。
また、ウェアやシューズも初心者のうちは無理に高価なものをそろえる必要はありません。
まずは最低限の道具で始めて、プレーに慣れてきたら徐々に買い足していくのがよいでしょう。
ゴルフ初心者が目標にすべきスコアの目安は?
初心者が最初に目指すスコアとしては、「120〜160程度」を目安とするとよいでしょう。
いきなり「100切り(100未満のスコア)」を目標にすると、思うように上達できずに挫折してしまう原因にもなりかねません。
まずは「120を切る」ことをひとつの通過点とし、自分のペースで上達を目指しましょう。
また、スコアよりも先に把握しておきたいのがクラブごとの飛距離感覚です。
距離の打ち分けができるようになると、より実践的なプレーにつながり、スコアの改善にもつながります。
ゴルフスコアの目安に関しては下記の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
関連記事:ゴルフスコアの目安は?初心者から中級者・プロまで平均基準を解説
ゴルフを続けるうえでモチベーション維持はどうすべき?
ゴルフは上達までに時間がかかるため、途中で伸び悩みを感じてやめてしまう人もいます。
だからこそ、モチベーションを保つ工夫が必要です。
たとえば、同じレベルのゴルフ仲間を見つけて一緒にラウンドを回ったり、スコアやショット内容を記録して成長を実感したりすることで、続ける楽しさが生まれます。
また、新しいクラブやウェアなどを手に入れると気分がリフレッシュされ、練習の意欲も高まるでしょう。
さらに、プロのレッスンを継続的に受けることで、正しいフォームの習得や課題の発見につながり、上達を実感しやすくなります。
定期的なフィードバックがあることで目標が明確になり、モチベーション維持にも効果的です。
ゴルフ初心者はまずレッスンを受けて練習を重ねよう
これからゴルフを始める方は、まず体験レッスンを受けてみることからスタートしましょう。
実際にクラブを握ってボールを打つことで、ゴルフの楽しさを実感できるだけでなく、「自分に合っているかどうか」も判断しやすくなります。
そのうえで、必要な道具を少しずつそろえ、基本的なルールやマナーを学ぶことが、スムーズなゴルフデビューへの第一歩となります。
練習方法にはさまざまなスタイルがありますが、上達の近道は、プロのレッスンを受けたうえで自主練習を繰り返すことです。
インドアゴルフスクール『SMART GOLF』のレッスンは、一般的な「スイングの型を教える」スクールとは異なり、マンツーマンでプレーに関するあらゆる悩みや疑問に親身に対応してくれるのが特徴です。
フォームのチェックはもちろん、クラブの選び方や戦略的な考え方まで幅広くサポートしてもらえるため、初心者でも安心して学べます。
レッスンで得た知識や技術をもとに、自主練習を重ねることで実践力が身につくと、自信を持ってラウンドデビューできるようになるでしょう。
プロによるレッスンを受け、練習を重ねられる環境をご用意しておりますので、「ゴルフを始めてみたい」と思った方は、ぜひ下記フォームからお気軽にお問い合わせください。