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初心者が押さえておきたいゴルフ用語集!覚え方のコツもあわせて解説

目次

ゴルフをプレーするにあたり、いくつかの用語を覚えておいたほうがスムーズです。

しかし、「押さえておくべき用語がわからない」、「用語が多すぎて覚えられない」といった悩みをもつ方もいるでしょう。

本記事では、初心者がまず理解しておきたい、ゴルフの専門用語を丁寧に解説します。

初心者でもスムーズに用語を覚えられる効率的な学び方や、初めての方でも安心して通えるおすすめのゴルフスクールについてもご紹介しています。

ゴルフ用語についての理解を深め、着実に上達したい方に役立つ内容です。

ドライバーのスイング改善に役立つゴルフ用語

ここでは、スイングを上達させるために知っておくべき基本用語をわかりやすく説明します。

  • アッパー軌道
  • ヘッドスピード
  • シャフト

アッパー軌道

アッパー軌道とは、スイングの最下点が体の中央付近にあり、その後ヘッドが上向きに動き始めるタイミングでボールをインパクトすることです。

ドライバーは、アッパー軌道で打つと高い打ち出しが得られ、キャリーが伸びて、飛距離向上につながります。

安定させるにはスイングだけでなく、ヘッドスピードとのバランスも重要です。

アイアンでダウンブローを打つ方法についても知りたい方は、下記の記事もご覧ください。

《関連記事:ダウンブローとは

ヘッドスピード

ヘッドスピードは、ボールを打ち出す瞬間のクラブフェースの速さを示す指標のことです。

主に、飛距離アップには正しいフォームとともに欠かせない要素といえます。

一般的にドライバーは「ヘッドスピード×5.5」でおおよその飛距離を算出することが可能です。たとえばヘッドスピードが38m/sなら、飛距離は約209ヤードが目安となります。

ただし、自分に適したシャフトを選ばないともち味を十分に活かせない場合があります。

シャフト

シャフトは、クラブのヘッドとグリップをつなぐ部分のことです。

棒状の形をしており、振り心地や弾道に大きく影響します。

素材にはスチールとカーボンがあり、軽さやしなり具合が異なる点が特徴です。シャフトの硬さの表記は、X・S・SR・R・A・Lの順で柔らかくなります。

一般的なアマチュア向けドライバーでは、S・SR・Rから選ぶことが多く、自分のスイングに合う硬さを選ぶことが重要です。

初心者が押さえたいゴルフ用語の基本

ここでは、初心者が覚えておくと役立つゴルフ用語を、状況ごとにわかりやすく整理して紹介します。

  • 全体・ルール
  • クラブ
  • ショット
  • プレー動作
  • スコア

ゴルフの概要やルールをもう一度おさらいしたい方は、下記のゴルフ初心者向けの記事もご覧ください。

《関連記事:ゴルフ初心者必見!楽しく始めるための基本ガイド

全体・ルールのゴルフ用語

まずは、ゴルフ全体に関わる基本概念や、プレーを進めるうえで欠かせない主要ルール用語をわかりやすく解説します。

  • アウトコース・インコース(Out course・In course)
  • ショートホール(Short hole)・ロングホール(Long hole)
  • ティーイングエリア(Teeing area)
  • フェアウェイ(Fairway)
  • ラフ(Rough)
  • グリーン(Green)
  • ピン(Pin)
  • カップ(Hole)
  • バンカー(Bunker)
  • ウォーターハザード(Water hazard)
  • OB(Out of bounds)

アウトコース・インコース(Out course・In course)

ゴルフ場ではホールに番号がつけられ、1〜9番をアウトコース、10〜18番をインコースと呼びます。

また、27ホールや36ホールを備える施設では、東・西・南といった名称でコースを分けることもあり、規模によって呼び方が変わるのが特徴です。

ショートホール(Short hole)・ロングホール(Long hole)

ホールは、距離に応じてPAR3・PAR4・PAR5の3種類に分類されます。

短い順にショート、ミドル、ロングです。PAR3は、もっとも短いショートホール、PAR5は長距離のロングホール、PAR4はその中間でミドルホールとして扱われます。

ティーイングエリア(Teeing area)

ティーイングエリアは、各ホールの最初のショットを打つ場所のことです。必ずここからプレーを始めます。

ティーマーカーで示された範囲内、奥行きは2クラブ分のエリアから打つことがルールで決められています。

フェアウェイ(Fairway)

フェアウェイは、芝が短く整えられた打ちやすいエリアのことです。

初心者も打ちやすく、飛距離を稼ぎやすい場所といえます。

プレーヤーはできるだけボールをフェアウェイ内にキープできるように、プレーを進めます。

ラフ(Rough)

ラフはフェアウェイより芝が長く、ボールが沈みやすいエリアです。

ショット時にはスイングに力が必要で、打ち方に工夫が求められます。

グリーン(Green)

グリーンはボールをカップに入れるためのエリアで、パターを使ってプレーします。

ボールが滑らかに転がるよう、芝は他の場所より短く整えられているのが特徴です。

ピン(Pin)

ピンはグリーンのカップに立てられた旗竿で、ボールを狙う目印として使われます。

旗の色によってカップの位置が示され、プレーヤーが距離や狙いを判断するのに役立ちます。

カップ(Hole)

カップは、グリーンに設置されたボールを入れる穴のことです。各ホールの最終目的となります。

ボールがカップに入ると、そのホールは終了(ホールアウト)となります。

バンカー(Bunker)

バンカーは砂で覆われた窪地で、コース上の障害物のひとつです。

脱出が難しいため、プレーではできるだけボールをバンカーに入れないよう心がけることが重要です。

ウォーターハザード(Water hazard)

ウォーターハザードはコース内の池や川、湖などを指す障害物です。

バンカーやウォーターハザードを含む障害物は総称して「ハザード」と呼ばれ、現在では「ペナルティエリア」という名称が正式に用いられています。

OB(Out of bounds)

OBとはプレー禁止のコース外エリアを指し、白杭で境界が示されています。

この線を越えたボールはOBとなり、打てません。

正式には「アウトオブバウンズ」と呼ばれ、ルール上ペナルティが課されます。

クラブのゴルフ用語

ゴルフクラブは、主にウッド・アイアン・パターの3種類に分かれ、それぞれに番手や独自の名称があります。

ここでは、下記の5つのクラブの特徴と呼び方をわかりやすくまとめました。

  • ウッド
  • アイアン
  • ユーティリティー
  • ウェッジ
  • パター

ウッド

ウッドは、遠くにボールを飛ばすためのクラブです。

1番ウッドから番号が振られ、数字が小さいほど飛距離が出やすいのが特徴です。

それぞれ、下記のような名称で呼ぶこともあります。

  • 1番ウッド:ドライバー
  • 2番ウッド:ブラッシー
  • 3番ウッド:スプーン
  • 4番ウッド:バッフィー
  • 5番ウッド:クリーク

ユーティリティー

ユーティリティーは、ウッドとアイアンの中間に位置するクラブで、主にフェアウェイウッドやロングアイアンの代わりに使われます。

地面からでも打ちやすく、安定した飛距離が出せるため、初心者から中級者にとって頼りになる一本です。

アイアン

アイアンは、正確にボールを狙うためのクラブで、コントロール重視の設計です。

数字が小さいほど、飛距離が出やすい傾向にあります。

一般的には、5番から9番アイアンを使用することが多く、状況に応じて使い分けられます。

ウェッジ

ウェッジは、グリーン周りの短い距離でのアプローチショットに使われるクラブです。

バンカーからの脱出や、ラフの深い芝からのショットにも適しており、精密な打ち分けが求められる場面で重宝されます。

パター

パターはグリーン上でボールを転がし、カップに入れるためのクラブです。

グリーンではパター以外のクラブは使用できないため、プレーする際は必ず用意しましょう。

ショットのゴルフ用語

ここでは、ゴルフのプレー中によく使われるショットに関する用語をわかりやすく解説し、それぞれの意味や使い方を紹介します。

  • ダフリ
  • トップ
  • チョロ
  • シャンク
  • スライス
  • フック
  • チーピン
  • フェード
  • ドロー

ダフリ

ダフリとは、ショットでボールの手前の地面を打ってしまうミスのことです。

クラブが地面に当たる衝撃でボールに当たるため、飛距離が十分に出ず、正確なショットが難しくなります。

トップ

トップは、ボールの上部を打ってしまうミスショットです。

クラブがボール上面に当たるため、弾道が低くなったり、ボールが地面を転がるような打球になったりします。

チョロ

チョロは、打ったボールが地面を転がるだけになってしまうミスショットです。

トップに似ていますが、ボールの上部付近をかすめるように当たった場合に起こる点が特徴です。

テンプラ

テンプラは、打ったボールが勢いよく真上に上がるミスショットを指します。

ボールが上がる様子が、食べ物の天ぷらをイメージさせることから、名前の由来となっています。

ユーモアとして仲間との会話のきっかけにするのも、面白いかもしれません。

シャンク

シャンクは、クラブのネック部分でボールを打ってしまうことで、ボールが大きく右に飛び出すミスショットです。

主にアイアンで起こりやすく、直角に近い軌道で飛ぶのが特徴です。

スライス

スライスは、右打ちのゴルファーのボールが右方向に曲がる球筋です。

ボールに横回転がかかるため、飛距離や方向性に影響を与えます。

原因は、フェースの開きやアウトサイドインのスイング軌道などです。

フック

フックは、右打ちのゴルファーがボールを打った際に左へ曲がる球筋のことです。

主に、横回転がかかることで起こります。原因には、フェースの閉じすぎやインサイドアウトのスイング軌道、強いグリップ(フックグリップ)などが挙げられます。

チーピン

チーピンは、右打ちでボールが左に飛び出して、すぐに地面に落ちるミスショットです。

原因は、インパクト時に上体が突っ込むことや手首を返しすぎる動作などがあります。

フェード

フェードは、ボールを意図的に右へ曲げる戦略的ショットです。

スライスがミスなのに対し、フェードは左から右へ曲げるなど、狙いをもって打つ技術的なショットを指します。

ドロー

ドローは、ボールを意図的に左へ曲げるショットです。

フックがミスショットとされるのに対し、ドローは狙いをもって左方向に打つ戦略的な技術を指します。

プレー動作のゴルフ用語

ここでは、ゴルフのプレー中に使われる基本的な動作に関する用語をわかりやすく解説します。

  • ティーアップ(Tee up)
  • アドレス(Address)
  • ティーショット(Tee shot)
  • ストローク(Stroke)
  • パット(Putt)
  • ドロップ(Drop)

ティーアップ(Tee up)

ティーアップとは、ティーを使ってボールを地面から少し浮かせてショットすることです。主に、ティーイングエリアで実施します。

ドライバーでは長めのティーを使い、アイアンなどでは短めのティーを使用して打つのが基本です。

アドレス(Address)

アドレスとは、ボールを打つ準備としてクラブを構える動作のことです。

クラブのソールが地面に接した時点で、正しいアドレスの状態とされます。

アドレスについて詳しく知りたい方は、下記の記事もご確認ください。

ティーショット(Tee shot)

ティーショットは、ティーイングエリアから行う最初の1打のことです。

続くショットは、2打目をセカンドショット、3打目をサードショットと呼ぶことがあります。

ストローク(Stroke)

ストロークとは、ボールを打つ意図でクラブを振る動作を指します。

たとえボールに当たらなくても、クラブを振った時点でストロークとみなされ、空振りも1打としてカウントされます。

パット(Putt)

パットとは、グリーン上でパターを使ってボールを打つショットのことです。

「パッティング」と呼ぶこともあり、カップインを目指す重要な動作といえます。

ドロップ(Drop)

ドロップとは池や修理地などから救済を受ける際に、ボールを拾い、膝の高さから地面に落としてプレーを再開することを指します。

スコアのゴルフ用語

ゴルフの主なスコアは、下記の表のとおりです。

名称内容
ホールインワン(Hole in one)1打目でカップにボールを入れること
アルバトロス(Albatross)規定打数より、3打少ないスコアでホールアウトすること
イーグル(Eagle)規定打数より2打少ないスコアでホールアウトすること
バーディー(Birdie)規定打数より1打少ないスコアでホールアウトすること
パー(PAR)(規定打数)規定打数どおりにホールアウトすること
ボギー(Bogie)規定打数より1打多く叩いたスコアのこと
ダブルボギー(Double bogie)規定打数より2打多く叩いたスコアのこと
トリプルボギー(Triple bogie)規定打数より3打多く叩いたスコアのこと

たとえば、PAR3のホールを3打で達成した場合、ホールのスコアは「パー(PAR)」となります。

【初心者必見】効率のよいゴルフ用語の覚え方

ゴルフ用語を覚えるには、経験者と一緒にラウンドするのがおすすめです。

ゴルフ用語は数が多いため、プレーしながら自然に覚えるのが基本ですが、頻繁に使う重要な言葉は事前に知っておくと安心でしょう。

周囲にゴルファーがいない場合は、ゴルフスクールで学ぶ方法もあります。

スクールでは正しい知識を体系的に学べるため、間違った用語を覚える心配もなく、効率的に理解を深められます。

練習しながらゴルフ用語を覚えるなら『SMART GOLF』も選択肢に

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打球診断データやシミュレーターを活用した実践的な練習が可能で、ゴルフ用語を学びながら自分のペースでプレーできるのが魅力です。

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初心者は実践しながらゴルフ用語を学ぼう

ゴルフはクラブでボールを打ち、18ホールでカップインまでの打数を競うスポーツです。

用語は知識として覚えるより、インドア練習場の『SMART GOLF』などで、実際にプレーしながら自然に身につけるのが効果的です。

打球診断やシミュレーターを活用すれば、用語と動作を結びつけながら、自分の課題を確認しつつ学べます。

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芝崎 訓

芝崎 訓

しばさき さとる

USGTFティーチングプロ

およそ100名のコーチを牽引するSMART GOLFコーチセクションリーダー。主に北東京・埼玉エリアを担当。 わかりやすく、クライアントに寄り添ったレッスンが定評で、これまでのレッスン実績は10,000回以上の凄腕コーチ。

コーチから一言!

身体の使い方、ゴルフスイングのメカニズム、クラブの正しい使い方など丁寧にわかりやすくお伝えし、きれいなスイングで、ゴルフを長く楽しめるよう上達のお手伝いをさせていただきます!